病気のトリセツ(取説):インフルエンザワクチンについて

掲載日:2020.10.16

こんにちは。
緑町診療所では医療を皆さんにわかりやすくお伝えするために、千歳科学技術大学と共同で取り組む事になりました。
千歳科学技術大学曽我研究室の西島花音さんにご協力をいただいて、今回からブログ文章と一緒に「病気のトリセツ(取扱説明書)」のタイトルでわかりやすい漫画イラストを描いていただけることになりました。

【病気のトリセツ(取説):インフルエンザワクチンについて】

人類は昔から様々な病気と戦ってきました。
特に人類にとって最大の病気は感染症です。
新型コロナもワクチン開発が進められていますね。

天然痘や結核など効果の高いワクチンによって流行がコントロールできるようになった病気はたくさんあります。

一部のガンもウイルスによって起きることが知られており、特に子宮頸がんワクチンは予防効果が高いワクチンとして世界的に知られています。
(無償接種できるので適応年齢の女性はぜひ受けてください。)

厚生労働省のHP




Q.ワクチンって何?
ワクチンは細菌やウィルスなどを加工して作るお薬です。
いってみればテストの過去問題から作る練習問題のようなものです。

試験でも本番前に練習問題を解いておけば、点を取りやすくなりますよね。
それと同じで免疫も病気の練習しておくと本番で勝ってくれる可能性が高くなります。
体のガードマンである免疫細胞に病気の練習をさせるんですね。

Q.ワクチンを打つと100%病気にかかりませんか?
いいえ、残念ながら100%かからないわけではありません。
試験勉強と同じで何度問題を解いても合格できない人がいるように、
免疫能力が弱い人や病気によって免疫が機能しない人がいます。
それでも多くの人はワクチンによって免疫を獲得することができます。

Q. 全員うたなければいけませんか?
皆さんの社会を町に例えるとわかりやすいと思います。
全部の家に戸締りがしっかりして、さらに番犬(免疫)がいる町と、
鍵も掛けずに無防備な家が多い町と、どちらが泥棒さん達は入り安いですか。

防犯の高い町の方が泥棒は入ってこないはずです。

それと同じで集団の中でワクチンを打っている人が多ければ多いほど社会に
ウィルスは入ってきません。これを集団免疫といいます。


緑町診療所では地域の感染対策のため、1回2000円でインフルエンザワクチンを接種していますが、好評のため在庫分の予約が埋まりました。
在庫が入り次第、公式ラインなどでお知らせしていきますので、是非ご登録ください。