新型コロナ検査の違いと意味について

掲載日:2020.07.24

新型コロナ検査の違いと意味について

ネットなどで探されて当院を受診される方も増えてきました。
新型コロナ検査については当院ではPCR検査を行っています。

最近テレビで政治家の方が
「Go to キャンペーンに参加するために抗体検査を受けさせる」とか、
ツイッターなどで一般の方が
「抗体検査陰性、うれしいヽ(=´▽`=)ノ」と言っているのを見て
院長先生は心配になっています。

クリニックに来院される患者さんやご近所の方など一般の方には新型コロナの検査の違いはわかりにくいと思われるので簡単に説明しますね。

※一般の方向けに簡略化しています。

表にするとこのようになります。

ここで注意していただきたいのは
「新型コロナ抗体検査の陰性は
現在の新型コロナ感染を診断できない、
現在も抵抗力の無い無防備な事の証明
である」

ということです。
「もし新型コロナ抗体検査陽性であるならば、
早急にPCR検査などで現在の感染力があるか精密検査しなければならない。
」と言うことです。

ですから政治家の方が
「Go to キャンペーンに参加するために抗体検査を受けさせる」とか
ツイッターやフェイスブックなどで一般の方が
「抗体検査陰性、うれしいヽ(=´▽`=)ノ」と書き込んであっても、
それは「私は過去も現在も新型コロナに対して無防備ですよ〜」と宣言しているだけなのです。
抗体なしで新型コロナに無防備ならあまり嬉しくはないですよね、、、、、。

また、医療機関などで「PCR検査」や「抗原検査」ではなく、「抗体検査」のみ行っているところでは「新型コロナに対して貴方が無防備である事を証明します」という事になります。
これは診断や予防には殆ど価値がありません、、、、、。
陽性が出たらすぐにPCRや抗原検査ができなければ医学的に意味が無いのです。

大切なことなのでまとめますと
「新型コロナの現在の感染の有無を診断できるのはPCR検査と抗原検査」であり、「抗体検査」ではありません。
このあたり医療関係者の中でも誤解されている方がおられるので皆さん検査を受ける時には内容に注意されてくださいね。